身体には、筋肉や筋膜がつながりながら、全身を支えているいくつかの「ライン」があります。
その中でも、今回は**ラテラルライン(Lateral Line)**について。
ラテラルラインは、簡単に言うと
身体を左右から支え、横方向のバランスを保つためのラインです。
普段あまり意識することのない「身体の横側」ですが、実は姿勢や歩き方、片脚立ちなど、日常のさまざまな動作に関わっています。
ラテラルラインってどこ?
代表的には、
- 足の外側
- 腓骨筋群
- 大腿筋膜張筋
- 腸脛靭帯
- 中殿筋
- 腰方形筋
- 肋間筋
- 首の外側の筋肉
など、身体の側面にある組織が連続して関係すると考えられています。
つまり、足元から骨盤、体幹、肋骨、首まで。
身体の横側を一つのつながりとして考えることができるラインです。
なぜ重要なのか?
私たちの身体は、前後だけでなく「左右」にも揺れます。
特に重要なのが、歩行や片脚立ち。
歩いているとき、必ず左右の脚を交互に使います。
そのとき身体が左右に大きく倒れてしまわないように、骨盤や股関節周辺の筋肉が働き、身体を安定させています。
例えば、片脚で立ったとき。
身体を支えている脚の反対側へ骨盤が大きく落ちてしまわないように、股関節の外側にある筋肉などが働きます。
ここがうまく機能しないと、
「片脚で立つとグラグラする」
「歩くと身体が左右に揺れる」
「膝が内側に入りやすい」
「足の外側に体重が乗りやすい」
といった動きにつながることがあります。
ラテラルラインは「姿勢」にも関係する
ラテラルラインは足元だけの問題ではありません。
例えば、
足の接地
↓
足首
↓
膝
↓
股関節
↓
骨盤
↓
肋骨
↓
首
というように、身体はそれぞれが独立して動いているわけではありません。
足元の左右差が、骨盤の傾きや体幹の側屈につながることもあります。
反対に、骨盤や肋骨の位置が変わることで、足元の使い方が変わることもあります。
だからこそ、身体の不調や姿勢を見るときに、
「痛い場所だけを見る」のではなく、身体を横からつながりとして見ること
が大切になります。
どんな動作に必要?
ラテラルラインが関係する代表的な動作は、
・歩く
左右の脚を交互に使いながら、身体の横方向のブレをコントロールします。
・片脚立ち
靴を履く、階段を上る、ズボンを履くなど、日常生活でも片脚で立つ場面は意外と多くあります。
・階段の上り下り
片脚に体重を乗せながら身体を安定させる必要があります。
・方向転換
身体を横方向へ動かしたり、急に方向を変えたりするときにも、左右の安定性が重要です。
・スポーツ
ランニングやテニス、ゴルフなど、左右への荷重移動がある動作では特に重要になります。
「身体の横側」は見落とされやすい
肩こりや腰痛、膝の痛みがあると、
「肩だから肩」
「腰だから腰」
「膝だから膝」
と考えてしまいがちです。
でも身体は一本の棒ではありません。
足元で起きていることが骨盤に影響し、骨盤の動きが体幹に影響し、体幹の状態が首や肩の動きに影響することもあります。
だから私は、身体を整えるときに一部分だけを見るのではなく、全身のつながりを見ることを大切にしています。
身体の横側にあるラテラルラインも、その一つ。
「立つ」「歩く」「動く」という当たり前の動作を、身体全体でスムーズに行うための土台になっています。
まとめ
ラテラルラインは、
身体を横から支え、左右のバランスを保ちながら動くために重要なライン。
特に、
- 姿勢
- 歩行
- 片脚立ち
- 骨盤の安定
- 左右への荷重移動
- 全身のバランス
などと深く関係しています。
身体の不調を改善したいときこそ、痛みのある場所だけではなく、
「身体全体がどうつながって動いているのか?」
を見ることが大切です。
身体を「部分」ではなく「つながり」として見る。
それが、身体を整えるうえでの大切な視点の一つだと考えています。
骨格から立て直すボディメイク
興味のある方はプロフィールからまずはLINE登録🎁
初回体験(現在クーポン配布中)で整える方法を個別でお伝えします!
名東区/長久手市/千種区/天白区/日進市
Style Design Salon Ken 元田健太
整体サロン(完全個室・予約制)
〒465-0062 愛知県名古屋市名東区松井町207 グリシーヌII 202号室
営業時間 9:00〜21:00
