朝起きて一歩踏み出した瞬間、「ズキッ」と足の裏が痛む。
そんな経験がある方は少なくないと思います。
これが、いわゆる「足底筋膜炎(そくていきんまくえん)」です。
足底筋膜炎は、足裏の筋膜(踵から足の指の付け根まで伸びる膜状の組織)が炎症を起こし、痛みを感じる状態。
一般的には「使いすぎ」や「立ちっぱなし」「歩きすぎ」などの“負担”が原因とされますが、僕はそれだけではないと感じています。
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■「足裏」は体全体のセンサー
足裏は、地面との唯一の接点です。
ここで感じ取る「圧」「傾き」「温度」「硬さ」などの情報をもとに、体はバランスを取っています。
つまり、足裏の感覚が鈍くなったり、偏ったりしていると、姿勢や動き方そのものが崩れてしまう。
足底筋膜炎は、その「感覚のズレ」や「体の使い方の偏り」を教えてくれているサインのようなもの。
痛みは“悪”ではなく、体が発しているメッセージなんです。
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■アプローチの鍵は「感覚を取り戻すこと」
僕の整体では、単に足裏をほぐすだけでは終わりません。
大切にしているのは、「どこで支えているか」を再認識してもらうこと。
足の指を動かす。
足裏で地面を感じる。
膝や股関節とのつながりを意識する。
そんな小さな動きを通じて、体のセンサーを少しずつ再起動していきます。
これができるようになると、自然と「痛くない立ち方」「心地よい歩き方」に変わっていくんです。
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■技術と自由のあいだにある「自然な整え方」
整体の技術は大切です。
でも、技術に縛られすぎると、本来の“人の体の自由さ”が見えなくなることがあります。
僕が大事にしているのは、技術を使いながらも、その人自身の感覚を引き出していくこと。
「こうしなければいけない」ではなく、
「こう動くと楽だな」「この立ち方が気持ちいいな」
――そう感じられる状態に整えることです。
足底筋膜炎の痛みをきっかけに、自分の体ともう一度対話してみる。
それが、本当の意味での“改善”への一歩だと僕は思っています。
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■最後に
足裏は、体の「根っこ」。
根っこが整えば、全身の流れも変わります。
痛みを抑え込むのではなく、
“感じる力”を取り戻すこと。
そこに、体が軽くなるヒントが隠れています。
足裏を動かすエクササイズで足の機能を取り戻していきましょう
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